こんばんは、仙波園芸です
暑い夏もようやく過ぎ去り、植物にとって過ごしやすい季節がやってきましたね。
それに合わせて当園では、年明け出荷商品の仕込み作業が次々に行われます。
まずは、来年1月下旬から出荷予定の「ルピナス」の播種です。
花を楽しんだ後に、下図のようなサヤを見たことがありませんか?
大豆のようなこの姿を見る度に、「あ〜そう言えばルピナスはマメ科だったな〜」と再認識させられます

サヤを割いてみると・・・
硬い殻に覆われた種が入っています。
このまま播種しても、硬い殻が邪魔をしてなかなか発芽してくれません。

そこで登場するのが硫酸です。
勿論、皮膚に付着すると溶けてしまうため、細心の注意を払っての作業になります
硫酸で硬い殻を溶かした後、一晩水に浸してたっぷり吸水させれば下準備オッケーです。
下図左:処理前、右:処理後

トレーに用土を詰め、割り箸で掘った穴に種を入れてから覆土をし、たっぷり水をやったら完了です。

3日後に元気な姿を見せてくれました

営利栽培では、良いものをより均一に作りあげる必要があります。
数万粒の発芽をいかに揃えるかが最初の重要なポイントになってきます。

発芽を確認出来たところでまずは一安心!
栽培初期は、硫酸処理も手探りのため、3万粒播種して全滅だった事もありましたが・・・
'失敗は成功のもと,とはよく言ったものです
これから約半年、今シーズンはどんなルピナスに出会えるか楽しみです!
(下図:前シーズンのルピナス)

byせん

暑い夏もようやく過ぎ去り、植物にとって過ごしやすい季節がやってきましたね。
それに合わせて当園では、年明け出荷商品の仕込み作業が次々に行われます。
まずは、来年1月下旬から出荷予定の「ルピナス」の播種です。
花を楽しんだ後に、下図のようなサヤを見たことがありませんか?
大豆のようなこの姿を見る度に、「あ〜そう言えばルピナスはマメ科だったな〜」と再認識させられます


サヤを割いてみると・・・
硬い殻に覆われた種が入っています。
このまま播種しても、硬い殻が邪魔をしてなかなか発芽してくれません。

そこで登場するのが硫酸です。
勿論、皮膚に付着すると溶けてしまうため、細心の注意を払っての作業になります

硫酸で硬い殻を溶かした後、一晩水に浸してたっぷり吸水させれば下準備オッケーです。
下図左:処理前、右:処理後

トレーに用土を詰め、割り箸で掘った穴に種を入れてから覆土をし、たっぷり水をやったら完了です。

3日後に元気な姿を見せてくれました


営利栽培では、良いものをより均一に作りあげる必要があります。
数万粒の発芽をいかに揃えるかが最初の重要なポイントになってきます。

発芽を確認出来たところでまずは一安心!
栽培初期は、硫酸処理も手探りのため、3万粒播種して全滅だった事もありましたが・・・
'失敗は成功のもと,とはよく言ったものです

これから約半年、今シーズンはどんなルピナスに出会えるか楽しみです!
(下図:前シーズンのルピナス)

byせん